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025-サイン
001-外観 西北面
012-外観 西面
004-外観 西北面
015-外観 南西面
032-1階 ロッカールーム
027-1階 ロッカールーム
044-1階 ホール
047-1階 ホール
059-2階 トレーニングルーム
062-2階 ミーティングルーム
050-階段
048-階段
035-36-1階 脱衣室
039-1階 浴室

EHIME FC CLUB HOUSE

プロサッカークラブ愛媛FCのトレーニンググラウンドに併設されるクラブハウスのリノベーション 。

チームのイメージカラーを活用したファサードは 、ネイビーからオレンジにグラデーションになるように配色することで水平方向の 連続性を強調するとともに 、左右からの印象をガラリと変える 。

 

1階はこれまで分割されていたトイレやシャワールームを取り壊し 、ひとつの広いロッカールームを確保した 。 ロッカールームは広さがありつつも散漫にならず集中力が高まるよう 、照明によって空間に求心性を持たせた 。

今回はシャワーだけでなく新たに浴槽を3つ設けた 。水風呂も用意し 、選手が練習後に交換浴をすることで 、 選手たちは十分に疲れを癒すことができる 。 廊下は既存の靴棚は残して各選手の衣類棚として利用するとともに 、新たに洗面台と鏡を設けることで 、 単なる通路ではなく身支度をしながら士気を高める空間として活用されることを想定している 。 踊り場一面の大きなオレンジの壁は 、照明を交えたグラフィックウォールとなっていて 、 チームが上昇していく期待を表現している 。

 

2階の空間構成はほぼ既存のままだが 、チームカラーであるオレンジと紫の大胆な配色のパワーによって 選手の高揚感やモチベーションを高める効果を狙っている 。 トレーニングルームは直線的なデザインで疾走感のあるアクティブな空間に 、 ミーティングルームは島のようなオレンジの丸がチームのまとまり感を促す 。 1階北側の空間は、元々事務所等の諸室があったところを取り払って大きなランドリールームとしている 。 チームを支えるスタッフが効率よく働くことができるよう 、照明やコンセントはフレキシブルな設えとしている 。

 

 

竣工: 2022.4

marutau arqui 一級建築士事務所 / 桶川 容子共同設計

​施工:  成武建設

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